Date Vege PAC 特集記事

地域を楽しむ輪を広げたい

人と人の縁を繋ぐ「伊達野菜」

 私たちの会は、伊達の野菜が好きなファンとして「伊達野菜」を応援するために昨年2020年に発足しました。主に、伊達野菜の魅力をメンバーで共有して発信をする活動をしています。

 例えば、「珍しい野菜をこうやって料理してみた」とか「この野菜の一番好きな食べ方」といった内容を写真つきでフェイスブックやインスタグラムに投稿します。豊富な種類のある伊達の野菜は楽しみ方もたくさんあるので、人それぞれの色んな楽しみ方を共有し続けていけば、情報源として役立ちます。また、SNSでは多くの人に見てもらえるので、人と人がつながるきっかけにもなります。

「伊達野菜」から学べる地域のこと

 ブランド化の取組が始まったのは2016年とつい最近の「伊達野菜」ですが、たった数年で新聞・雑誌やTVで紹介されたり、世界一のフレンチシェフと名高いミシェル・ブラスさんに認められるなどして広く知られるようになり、市場で高い評価を得ているそうです。

 それもそのはず、この地域の農業は、他の地域に先駆けて西洋の近代的農具を導入したり、新たな品種の野菜を生産したことで、北海道の農業の歴史的な礎の一つとなっています。

 さらに、その背景には、有珠山の火山の恵みによる土壌と地形がもたらす温暖な気候や、約150年前の仙台藩亘理伊達家の移住と先住民族であるアイヌの人々との関りの歴史があります。…といった感じで、「伊達野菜」について知れば知るほど、地域のことも分かってきます。

話題のユーチューバーともコラボ!

野菜の生産者さんをはじめ、道の駅の物産館、市役所や農協、普及センターの皆さんなど、たくさんの方に支えられている「伊達野菜」を、買って食べて楽しむだけでなく応援もしたい! ということで静かに活動をはじめた私たちですが、あるメンバーの熱い思いが農林水産省の官僚系ユーチューバー「BUZZ MAFF」さんに届き、北海道農政事務所のグループ「なまらでっかい道」に出演してしまいました。あの有名なザワさんとアライサンに伊達野菜の料理を食べていただくという内容になっていますので、ぜひご覧ください。

一緒にPACに参加しませんか?

SNSでハッシュタグ #伊達野菜 #datevegepac をつけて伊達野菜について投稿してもらえたらOK!

PACメンバーとして会のアカウントで投稿してくださる方はぜひメールかSNSでご連絡ください!

この記事はLOLLUBAS2021(冊子版)に掲載された内容です。