北湘南サッカースクール 特集記事

サッカーを通じて子どもたちに伝えたい

地域でサッカーの環境づくり

NSS北湘南サッカースクールは2005年に伊達市西部地区初のクラブチームとして誕生しました。

現在は、日本サッカー協会のコーチライセンスを持った11名のスタッフの指導のもと、140名の子どもたちがU-15、U-12、U-6に所属しています。
立ち上げ当初はサッカー部のない中学校に通うエリアの子どもたちを対象としていました。学校の部活動はサッカーに詳しい先生が他校に転勤すると部活動の継続が難しくなる。そういった地域でも子どもたちがサッカーをできるようにしたいという思いがきっかけです。

組織の運営を学ぶために、発足前に日本商工会議所の経営塾に参加しました。経営を学ぶだけでなく、その時の仲間には、発足当時も今も支えられています。
2018年から母体を法人化して、地域全体の子どもたちを対象とし、現在は伊達を中心に西いぶり、室蘭、蘭越や長万部からの参加者もいます。また、発足当初から常に女子選手が在籍していることも特徴の一つです。

サッカーの技術だけではない教育

サッカーを一つのツールとして、子どもたちに様々な体験をしてもらうことも重要と考え、NPO法人 いきものいんくの自然教育活動への参加、JICA「世界の笑顔のために」プログラムへの参加、京王幼稚園やJA、地域のお祭りである伊達雪まつりでのボランティア活動などにも積極的に参加しています。また、海外ボランティア活動団体を通じ、ジャマイカなど15か国にサッカーの道具などを毎年提供しています。

OBから2人のJリーガー誕生

「子どもたちのためにサッカーの環境を地域につくりたい」という思いで始まったNSSですが、その思いを形にすべく活動を続けるなかで、OBから2人のJリーガーが誕生しました。J2水戸ホーリーホック 平塚悠知 選手とJ3ヴァンラーレ八戸 廣瀬智行 選手がそれぞれ活躍しています。

地域に根差し受け継がれる活動へ

活動誌「NSSニュース」を月1回発行し、広告や定期購読を募りながら活動費にあてています。

スポーツを含め教育にはお金がかかることも事実ですが、子どもたちを地域で育てたい。全道で一番費用のかからないクラブチームを目指し、今後も挑戦を続けます。

当クラブはこれまで保護者の皆さん・地域の皆さんに支えられて活動をしてきましたが、今後さらに地域の皆さんに応援してもらえるクラブにしていきたい。そのために、今以上に地域に根差して活動し、将来的にはNSSのOBたちが次世代の指導者となり、この活動がより良いかたちを目指しながら連綿と受け継がれて続いていくことが理想です。

NPO法人 北湘南スポーツアカデミー
理事長 チーム統括兼U15監督 深谷明弘

北湘南サッカースクール(NPO法人北湘南スポーツアカデミー)

この記事はLOLLUBAS2021(冊子版)に掲載された内容です。